監督:コートニー・ハント
出演:キアヌ・リーヴス ググ・バサ=ロー
最後に大きなどんでん返しが待っている法廷劇。
ただ、そもそもこれ、息子が母親をかばわなかったら、
どうなっていたのだろうか?
その場合は主人公が、母親がDVされていたので殺しました→無罪、
という事を狙ったのだろうか?
しかしそれならば、息子が嘘の自白をした時に、
自分が殺しました、と自首してもよかったはず。
浮気相手だったから無罪になるのは難しいと思った?
そうだとすると、主人公と息子が口裏合わせをしていた感じは無いし、
やはり、そもそもこれ息子が母親をかばわなかったらどうなっていたのだろうか?
という部分が腑に落ちない。
それから、息子は、親父に性的虐待をされていた、
という嘘の証言をして、
それが無罪になる大きな要因だと思うのだが、
その証拠は全く無いのに、
それで完全無罪になるのだろうか?
という部分も腑に落ちない。
裁判員裁判の盲点というか、
そこを上手く利用した主人公のようだが、
ロープ際作戦や黒人女性を助手にした効果というのもハッキリとはわからないし、
息子の行動に不確定要素が多くて御都合主義的だったし、
そのあたりがイマイチだったかなと。
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