2017年11月1日水曜日

ブレードランナー ファイナル・カット 2007 アメリカ

監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード ルトガー・ハウアー ショーン・ヤング

1982年に最初の「ブレードランナー」は公開されたが、
後にいくつかの別バージョン(再編集版)が作られ、
2007年に作られたファイナル・カット版が文字通り最後のバージョンとなる。

ブレードランナーは、SF、サイバーパンク、ディストピア、
それらのジャンルの元祖あるいは代表作と言われている。

簡単に言うとストーリーは、
4人の反逆レプリカントをハリソン・フォードが演じるデッカードが追う、
というもの。





おそらく、デッカードもレプリカントであると思うが、
ネクサス6型よりも更に進化したネクサス7型で、
レプリカントの寿命は4年に設定されているが、
ネクサス7型はもっと長く生きられると思われる。
また、人間との見分けがより難しくなっていると思われる。

そして、ショーン・ヤングが演じるレイチェルもまた、
おそらくネクサス7型で、その2人、
デッカードがレイチェルが手を取り合って逃亡するところで物語は終わる。

つまり、デッカードとレイチェルは、
新しい人類(レプリカント)のアダムとイヴであると思われる。

人間よりも優れた肉体や頭脳を持つ、
ロボットやアンドロイドが自我を持った時に、
それは世界を支配する新しい生命体と成り得る、
という事であり、
ブレードランナー以後には、
同じような事を描いたSF作品が多く作られている。

そういう意味では、
SFが好きであれば、
ブレードランナーは観るのが必須であると言えると思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿