監督:オル・パーカー
出演:ダコタ・ファニング
ダコタ・ファニングが演じる余命幾ばくもない17歳の少女と、
その少女に関わる人々の9ヶ月間を優しい雰囲気で描いた作品。
日本でも海外でも、
この手の作品は数多く作られているが、
とても冷めた書き方をしてしまえば、
終わり(結末)が決まっている、
悲しくないはずがない、
という部分で、
余命幾ばくもない系というのは作りやすい。
五体満足で生きている、
という事だけで、
どれだけ恵まれているのか。
その事に気が付いた時に、
人は生きやすくなる。
しかし、とかく人生というのは複雑で、
そんな風に簡単に割り切れないのも事実なのだが・・・。
個人的には、
ダコタ・ファニングは子役の頃から好きな女優の一人で、
動よりも静、
透明感が前面に有りながらも存在感がある、
という感じが好み。
ベリーショートの髪型でもあったし、
この映画が公開された2012年には19歳になっているので、
子役の頃の面影というのは消えつつあるが、
それでもやはり不思議な存在感というのはまだある。
しかし、近年はあまり出演作品に恵まれていないかな、
という印象だ。
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