試合 :ラ・リーガ 第26節
開催日:2023年3月19日
結果 :R・ソシエダ勝利
スコア:「2-0」
得点者:久保建英 バレネチェア
前半は尽くシュートを決められなかった久保。退いて守るエルチェだったが、久保とD・シルバを中心にR・ソシエダは右サイドからの攻撃を何回も見せ、久保のシュート数は前半だけで5本から6本ぐらい、そして、その内の2つから3つぐらいは決定機と言えたが、なかなか久保のシュートは枠に飛ばず、もし後半に入っても10分、15分と、そういう状態が続くと、チームとしても久保としても嫌な流れの試合になってしまうのではないか、という感じの前半だった。エルチェはカウンターからの良いミドルシュートも見せていたので。
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「○」で示した「4-3-1-2」がR・ソシエダ、「★」で示した「5-3-2」がエルチェ、という事であるが、2トップの1枚である久保は右のアウトレーンでのプレーを多くしながら、そこにトップ下のD・シルバも右のインテリオールのB・メンデスも右のSBのゴロサベルも高い位置で絡みながら、またはカウンターのような形から、最後は久保がシュートを打つ、という事が多い前半だったが、なかなかシュートは枠に飛ばなかった。
しかし後半3分、その時の久保は2トップの左側にポジショニングしていて、D・シルバからのスルーパスをギリギリ上手くオフサイドにならずに相手のDFラインの背後で受けて左足でシュート。ようやくにしてシュートが決まりR・ソシエダに先制点をもたらした。そして、その久保とD・シルバは後半33分にベンチへと下がったが、後半45分には途中出場のバレネチェアが追加点を奪い、スコア「2-0」でR・ソシエダが勝利を収めた。
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こういうような感じ、これぐらいの感じになる試合展開の中で、やはりD・シルバは別格に上手く、そして巧く、そのD・シルバに久保は活かされて何回も決定的なシュートを放ち、久保がR・ソシエダに来て最も良かった事は、D・シルバと共にプレーできた事だと言っても過言ではないと思う。遠目では見間違えてしまう事があるぐらいに似ている久保とD・シルバだが、やはり、まだ今は、D・シルバは見習うべき存在としての輝きを放っている。
おそらくカタールW杯後の日本代表での久保は、ウイングなどでプレーするよりもトップ下やシャドウでプレーする事が多くなるのではないかと思うのだが、そうだとしたら尚更、久保にはD・シルバのようなプレーとクオリティを期待したいし、それがリスタートした森保ジャパンの機能性の大きな鍵にもなってくると思う。攻撃では、より左右の三笘や伊東などを活かすためにも、また守備では、よりハイプレスを高いレベルで機能させるためにも。
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