試合 :ラ・リーガ 第25節
開催日:2023年3月12日
結果 :引き分け
スコア:「1-1」
得点者:カルロス・F イ・ガンイン
ELのローマ戦から中2日。という事で久保はベンチスタート。R・ソシエダは「4-3-1-2」で、オヤルサバルとカルロス・Fの2トップ、D・シルバのトップ下、インテリオールの左にM・メリノ、右にB・メンデス、アンカーにスビメンディ、左SBにリコ、右SBにゴロサベル、左のCBはパチェコ、右のCBにル・ノルマン、GKはレミーロ、というスタメン。そして元日本代表監督のアギーレが率いるマジョルカは「5-4-1」。
前半の立ち上がりは、退くマジョルカに対してR・ソシエダがD・シルバを軸に上手く攻め、そして前半3分にカルロス・Fが決めてR・ソシエダが先制点。しかし、前半の序盤がR・ソシエダのピークだったような感じで、まだビハインドでも前半のマジョルカはギアを上げなかったので、リードもしていたし、R・ソシエダは余裕を持ってボールを支配し、という事だったが、その後に得点は奪えず、やや不安を感じさせるような前半だった。
後半のスタートからマジョルカがアブドンとアマトを入れ「4-4-2」へと変更。後半勝負のプランだったのだと思う。そして後半5分、アブドンが空中戦でル・ノルマンに競り勝って落とし、パチェコが足を滑らせて、そのセカンドボールへの対応が悪くなってしまうと、そのセカンドボールを拾ったイ・ガンインが決めてマジョルカが同点に追い付く。その後、R・ソシエダは、スルロット、ショ、そして、後半36分には久保を投入。
久保を投入してからは「4-1-2-3」にして、という事だったのだが、後半45分にはM・メリノが退場となるなどR・ソシエダのギアは上がらず、そのまま試合はスコア「1-1」で終了。気になる事の1つは、スルロットが不調になっている事なのだが、オヤルサバルが復帰してからは、スルロットよりもオヤルサバルを活かそうとする攻撃に変わっていて、尚且つ、それでスルロットはモチベーションも落ちて、という感じがする。
それでもオヤルサバルがスルロットと同じか、それ以上に得点を決めれば、R・ソシエダは得点力を落とさなかったと思うのだが、まだ現状では、そうなってはいないので、それもR・ソシエダのパフォーマンスが落ちている原因の1つであるように思う。後は、やはりシーズンの後半となり、少し前までは怪我人も多かったし、疲労の蓄積でハイプレスの力が落ち、ショートカウンターの機会も減っているので、そこも原因の1つではあると思う。
そして、今回は後半36分からの出場となった久保に関しては、D・シルバとの交代だったので、という事もあったと思うし、また対戦相手が過去に2シーズンをプレーしたマジョルカだったので、あまりモチベーションが高くならない感じもあり、というような雰囲気だった。しかし今のR・ソシエダの場合、問題は久保以外のところに多くあるので、今は久保が云々よりも、という状況ではある。チームは繊細なモノで、そこが難しさでもある。
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