2017年10月27日金曜日

君が踊る、夏。 2010 日本

舞台は高知県。よさこい祭りと病気の野上香織の妹の話を絡め、溝端淳平が演じる寺本新平の成長、そして、その寺本新平と木南晴夏が演じる野上香織の恋の行方を描いている。強いインパクトのある作品ではないが、とても綺麗に巧く作られており、なかなか良い作品だった。この映画の魅力の1つは、やはり野上香織を演じた木南晴夏だと思う。多くのドラマや映画で主役をやるような十代や二十代の女優さんたちと比べると地味な印象ではあるし、正直、そこまですごい可愛いとか美人とかではないのだが、木南晴夏には「何かいい」という不思議な魅力がある。この映画ではそんな木南晴夏の魅力が全開(バラエティ的な面白さだけは無かったが)で、それだけも個人的には観る価値があった映画だった。

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