2023年3月4日土曜日

バルセロナが1点を守り切る戦い方で先勝。 【 R・マドリード vs バルセロナ 】

試合 :スペイン国王杯 準決勝 1st.leg
開催日:2023年3月2日
結果 :バルセロナ勝利
スコア:「0-1」
得点者:オウンゴール


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R・マドリードはモドリッチがトップ下の「4-2-3-1」で、モドリッチをバルセロナのアンカーのブスケツに当てる形。一方のバルセロナは「4-1-2-3」だが、CFにフェラン・Tを置き、インテリオールにはケシエとF・デ・ヨング、更には、ヴィニシウス対策で右SBにアラウホを起用、という事で、やはり、どちらかと言えば、攻撃よりも守備、ポゼッションよりもカウンターを、より意識した感じだったと思う。

そして、どちらも慎重に戦う流れの中で、前半26分、R・マドリードのスローインからバルセロナがボールを奪い、一気にゴール前まで攻め込んでミリトンのオウンゴールを誘発、という形でバルセロナが先制点。アウェイでもあったし、今回のプランを考えると、バルセロナに大きなアドバンテージをもたらした得点だったと思う。そして、その後も、ポゼッションに拘らないバルセロナが、そこまで危なくならずに試合を進める。

という事で、後半に入っても、効果的に攻めきれないR・マドリード、という流れは続き、ロドリゴ、そして最後にはアルヴァロ、と攻撃のカードを切ったR・マドリードだったが、「4-5-1」のような感じで守るバルセロナから得点を奪えず、そのままスコア「0-1」でバルセロナが勝利を収めた。どちらかと言えば、先制点を奪えた事も大きかったと思うが、試合を上手くコントロールできていたのはバルセロナの方だった。

スペイン国王杯にかけるモチベーションの差か、バルセロナの戦い方の意外性か、何が理由なのかは難しいところだが、いずれにせよ準決勝はホーム&アウェイ、2試合での決着となるから、まだ何とも判断し難い感じではある。やはりヴィニシウスを封じられてしまうとR・マドリードの攻撃は苦しくなる、という感じはあるのだが、それでもタレントは豊富なので、どう矛先を変えてくるのか、アンチェロッティの采配はいかに。



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2023年3月2日木曜日

伊東純也は後半38分まで出場。割と良いチームかもしれない。 【PSG vs スタッド・ランス 】

試合 :リーグ・アン 第20節
開催日:2023年1月29日
結果 :引き分け
スコア:「1-1」
得点者:ネイマール バロガン


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一ヶ月ぐらい前の試合だが、観る機会があったので戦評を。伊東は「4-1-4-1」の右SHとして後半38分までプレー。PSGの左SHはネイマールだったので、ネイマールと伊東が攻守で競り合う場面もあり、そこは面白かった。ただ、試合としては、どちらのチームも、まずはブロックを作ってからのカウンター狙い、という感じの流れだったので、もっさりとしていた印象で、特にPSGはブロックを作っても緩い感じだった。

しかし、それでも守備は、やはり個のレベルとしては高いし、エムバペ、メッシ、ネイマール、と揃う攻撃は、やはり速攻だろうと遅攻だろうと驚異なのは間違いなく、前半はスコアレスで乗り切ったスタッド・ランスだが、後半6分には失点。その後、後半14分、伊東に危険なスライディング・タックルをしたベッラッティが退場となり、スタッド・ランスは1人多い状態での戦いとなるが、それでも得点は奪えずに試合は終了間際まで。

ところが、後半のアディショナルタイムの後半51分、PSGのGKドンナルンマのキックからショートカウンターのような形となり、スタッド・ランスが同点に追い付く、という試合結果だった。伊東に関しては、やはりスピードという部分では充分に通用していた感じだったし、守備での貢献度も高かったし、もう少し味方から良い状態でもらえるパスが多ければ、もっと頻繁に攻撃で活躍できるのではないか、という感じの印象だった。

サイドで張る、という事だけではなく、中央寄りでも意欲的にプレーしていて、まだ中央寄りでは質という部分で足りない感じはあるが、そのチャレンジは良いと思うし続けてもらいたいと思う。スタッド・ランスのビルドアップは、後ろ3枚にして、という事もやっていたし、ハイプレス時はコンパクト性も見られていたので、割と良いチームなのではないかと思う。個々の能力という部分では、上位にいける感じではないかもしれないが。



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2023年3月1日水曜日

三笘薫が決勝弾をアシスト。守備でも光るプレーを見せた。 【 ストーク vs ブライトン 】

試合 :FA杯 5回戦
開催日:2023年2月28日
結果 :ブライトン勝利
スコア:「0-1」
得点者:エバン・ファーガソン


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左SHとして後半30分まで出場した三笘。大きな見せ場は3回有り、1つには前半の自分たちのCKからの被カウンターを防ぐ良い守備をしたシーン。そして2つには前半30分の決勝弾のアシスト。スルーパスからハーフレーンで相手のDFラインの裏を取り、エバン・ファーガソンへの完璧な折り返し。3つには後半の交代直前のセットプレーの流れからのシュート場面。それを決めていれば1ゴール1アシストの大活躍だった。

今回は左サイドに張るよりも少し中央寄り、2列目のハーフレーン辺りでプレーしている事が多く、より左SBのランプティのオーバーラップを促したり、よりビルドアップのところに関わったり、という事を意識していたようなプレーだった。尚且つ、その位置から相手のDFラインの裏を狙うプレーも少なくなく、その1つが決勝点のアシストとなった。そういう意味では、中央寄りでありながらも良いパフォーマンスだったと思う。

特に、2列目のハーフレーン辺りから相手のDFラインの裏を狙うプレーは効果的で、日本代表でもシャドウとしての良いイメージが思い描けた。左SBのランプティがオーバーラップするだけではなくボランチ化もしていたので、その方が降りなくても良いので三笘が活きる感じだった。後は、どちらでプレーするのか、外と内の使い分けであるとか、もっとCFの選手との連携が出てきて良くなれば、という部分であるように思う。



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2022年8月22日月曜日

ドライブ・マイ・カー 日本 2021年

 監督:濱口竜介

脚本:濱口竜介 大江崇允

撮影:四宮秀俊

音楽:石橋英子

出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか 岡田将生 パク・ユリム ジン・デヨン


ドライブ・マイ・カーは、とても「わかりやすい」物語。


時系列が行ったり来たりすることも無く、

立ち直り、再生がテーマとなっている。


何が何を比喩しているのかも「わかりやすい」。


ドライブ・マイ・カーは村上春樹の短編小説を原作にしているが、

喪失からの立ち直り、その過程にある出会いと過去と向き合う自問自答、

という村上春樹テイストを、しっかりと味合うことができる。


見えなかった、見ようとしなかったことに向き合い、

苦しくても辛くても、その傷や罪を受け入れて生きていく。

やがて、その人生が幕を下ろすまで。


更には「演技論」も盛り込まれていて面白い。


テキスト(脚本)を繰り返し繰り返し読み込むことで、

セリフを覚えるのではなく自分のモノにしていく。

役の言葉ではなく自分の言葉にしていく。


そうすることで、まずは役者の間に何かが生まれ、

次に、それを観る人に届けようとすることで、

観る人との間にも何かが生まれる。


それが「伝わる」ということであり「わかりやすい」にもつながる。

観る人を作品に引き込み、作品に没入させる。


つまり、村上春樹テイストと演技論、

その2つの要素を見事にリンクさせたのがドライブ・マイ・カーであり、

3時間という長さを感じさせない良作に仕上がっている。


2019年11月22日金曜日

名前 2018 日本

監督:戸田彬弘
脚本:守口悠介 道尾秀介(原案)
撮影:根岸憲一
音楽:茂野雅道
出演:津田寛治 駒井蓮 勧修寺保都 松本穂香 内田理央 西山繭子 筒井真理子

偽りが無い自分、偽りが無い人生、
本当の自分、そういうものが、本当にあるのだろうか。

自分が何者であるか、というのは、
他者との相対的な人間関係の中にあって、
多くの場合で「本当の自分」と表現しているものは、
「そうなりたい自分」なのではないだろうか。


2019年11月18日月曜日

青の帰り道 2018 日本

監督:藤井道人
脚本:藤井道人 アベラヒデノブ
撮影:石塚将巳
音楽:岩本裕司
出演:真野恵里菜 清水くるみ 横浜流星 森永悠希 戸塚純貴 秋月三佳 冨田佳輔 工藤夕貴 平田満

とてもストレートな、
若者たちの群像劇。
青春後の話なので、青春ムービーではない。
あるあるであるが故に、
共感性は、とても高いと思う。
ただ、共感性の高さ=良い映画、良い作品、
という事ではないのが難しいところ。


2019年10月10日木曜日

寝ても覚めても 2018 日本/フランス

監督:濱口竜介
脚本:田中幸子 濱口竜介
撮影:佐々木靖之
音楽:tofubeats
出演:東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 田中美佐子


恋愛物語ではないような気がする。

結局、麦を選ぶのか、亮平を選ぶのか、というのは、
朝子がどのような生き方を、人生を選ぶのか、という事であって、
麦と亮平、どっちの方が好きなのか、という事ではないと思うから。

つまり、安定を選ぶのか、そうではないのか、という選択。