2023年3月1日水曜日

三笘薫が決勝弾をアシスト。守備でも光るプレーを見せた。 【 ストーク vs ブライトン 】

試合 :FA杯 5回戦
開催日:2023年2月28日
結果 :ブライトン勝利
スコア:「0-1」
得点者:エバン・ファーガソン


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左SHとして後半30分まで出場した三笘。大きな見せ場は3回有り、1つには前半の自分たちのCKからの被カウンターを防ぐ良い守備をしたシーン。そして2つには前半30分の決勝弾のアシスト。スルーパスからハーフレーンで相手のDFラインの裏を取り、エバン・ファーガソンへの完璧な折り返し。3つには後半の交代直前のセットプレーの流れからのシュート場面。それを決めていれば1ゴール1アシストの大活躍だった。

今回は左サイドに張るよりも少し中央寄り、2列目のハーフレーン辺りでプレーしている事が多く、より左SBのランプティのオーバーラップを促したり、よりビルドアップのところに関わったり、という事を意識していたようなプレーだった。尚且つ、その位置から相手のDFラインの裏を狙うプレーも少なくなく、その1つが決勝点のアシストとなった。そういう意味では、中央寄りでありながらも良いパフォーマンスだったと思う。

特に、2列目のハーフレーン辺りから相手のDFラインの裏を狙うプレーは効果的で、日本代表でもシャドウとしての良いイメージが思い描けた。左SBのランプティがオーバーラップするだけではなくボランチ化もしていたので、その方が降りなくても良いので三笘が活きる感じだった。後は、どちらでプレーするのか、外と内の使い分けであるとか、もっとCFの選手との連携が出てきて良くなれば、という部分であるように思う。



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2022年8月22日月曜日

ドライブ・マイ・カー 日本 2021年

 監督:濱口竜介

脚本:濱口竜介 大江崇允

撮影:四宮秀俊

音楽:石橋英子

出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか 岡田将生 パク・ユリム ジン・デヨン


ドライブ・マイ・カーは、とても「わかりやすい」物語。


時系列が行ったり来たりすることも無く、

立ち直り、再生がテーマとなっている。


何が何を比喩しているのかも「わかりやすい」。


ドライブ・マイ・カーは村上春樹の短編小説を原作にしているが、

喪失からの立ち直り、その過程にある出会いと過去と向き合う自問自答、

という村上春樹テイストを、しっかりと味合うことができる。


見えなかった、見ようとしなかったことに向き合い、

苦しくても辛くても、その傷や罪を受け入れて生きていく。

やがて、その人生が幕を下ろすまで。


更には「演技論」も盛り込まれていて面白い。


テキスト(脚本)を繰り返し繰り返し読み込むことで、

セリフを覚えるのではなく自分のモノにしていく。

役の言葉ではなく自分の言葉にしていく。


そうすることで、まずは役者の間に何かが生まれ、

次に、それを観る人に届けようとすることで、

観る人との間にも何かが生まれる。


それが「伝わる」ということであり「わかりやすい」にもつながる。

観る人を作品に引き込み、作品に没入させる。


つまり、村上春樹テイストと演技論、

その2つの要素を見事にリンクさせたのがドライブ・マイ・カーであり、

3時間という長さを感じさせない良作に仕上がっている。


2019年11月22日金曜日

名前 2018 日本

監督:戸田彬弘
脚本:守口悠介 道尾秀介(原案)
撮影:根岸憲一
音楽:茂野雅道
出演:津田寛治 駒井蓮 勧修寺保都 松本穂香 内田理央 西山繭子 筒井真理子

偽りが無い自分、偽りが無い人生、
本当の自分、そういうものが、本当にあるのだろうか。

自分が何者であるか、というのは、
他者との相対的な人間関係の中にあって、
多くの場合で「本当の自分」と表現しているものは、
「そうなりたい自分」なのではないだろうか。


2019年11月18日月曜日

青の帰り道 2018 日本

監督:藤井道人
脚本:藤井道人 アベラヒデノブ
撮影:石塚将巳
音楽:岩本裕司
出演:真野恵里菜 清水くるみ 横浜流星 森永悠希 戸塚純貴 秋月三佳 冨田佳輔 工藤夕貴 平田満

とてもストレートな、
若者たちの群像劇。
青春後の話なので、青春ムービーではない。
あるあるであるが故に、
共感性は、とても高いと思う。
ただ、共感性の高さ=良い映画、良い作品、
という事ではないのが難しいところ。


2019年10月10日木曜日

寝ても覚めても 2018 日本/フランス

監督:濱口竜介
脚本:田中幸子 濱口竜介
撮影:佐々木靖之
音楽:tofubeats
出演:東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 田中美佐子


恋愛物語ではないような気がする。

結局、麦を選ぶのか、亮平を選ぶのか、というのは、
朝子がどのような生き方を、人生を選ぶのか、という事であって、
麦と亮平、どっちの方が好きなのか、という事ではないと思うから。

つまり、安定を選ぶのか、そうではないのか、という選択。


2019年7月17日水曜日

SUNNY 強い気持ち・強い愛 2018 日本

監督:大根仁
脚本:大根仁
撮影:阿藤正一 橋本桂二
音楽:小室哲哉 
出演:篠原涼子 広瀬すず 小池栄子 ともさかりえ 渡辺直美 池田エライザ 三浦春馬 リリー・フランキー 板谷由夏 山本舞香

『SUNNY』という作品の魅力は、
若かりし頃を懐かしく想う、という部分と、
あの頃の友情をもう一度、という部分。
それはオリジナルの韓国版がそうなので、
当然、それをリメイクした日本版にしても同じ。

2019年3月16日土曜日

blank13 2017 日本

監督:齊藤工
脚本:西条みつとし
撮影:早坂伸
音楽:金子ノブアキ
出演:高橋一生 松岡茉優 斎藤工 神野三鈴 佐藤二朗 リリー・フランキー

まず思ったのは、リリー・フランキーが演じる、
どうしようもないお父さんが、
家族を捨てて失踪し、
そのお父さんが亡くなって葬式が行われる、
というストーリーなので、
タイトルが表示されるまでの30分間ぐらい、
そのお父さんがどういう人だったのか、
お父さんが失踪してからも、
どれだけ家族が苦労したのか、
という事が描かれるのだが、
ハッキリ言って、その部分が長過ぎるかと。